このページは、カスタム研修にご参加の皆さま向けに、Mac + ChatGPT(Codex)の環境で、Google Drive の共有フォルダを使って「2人目」の AI スタッフを作る手順をまとめたものです。

本ガイドは以下の環境を想定しています。

  • ユーザー PC:Mac
  • LLM:ChatGPT / Codex
  • 共有フォルダ:Google Drive

I. 事前準備:Google Drive 内の共有フォルダ作成

ステップ1:Google Drive を開き、新しいフォルダを作成する

Google Drive を開きます。「+ 新規」をクリックし、新しいフォルダを作成します(例ではフォルダ名を CFO としています)。

Google Drive で新規フォルダを作成

ステップ2:作成したフォルダのショートカットを作成する

新しく作成したフォルダ(例:CFO)の右の「…」をクリックし、整理 → ショートカットを作成 をクリックします。

フォルダのショートカットを作成

ステップ3:マイドライブ内にショートカットを作成する

「すべての場所」の中にある「マイドライブ」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。PC 内のマイドライブに新しいフォルダ(例:CFO)があることを確認できれば、事前準備は終了です。

マイドライブにショートカットを追加

II. ChatGPT 内での新しいプロジェクト作成

ステップ4:Codex で新しいプロジェクトを作成する

ChatGPT(アプリ版)を立ち上げ、左上のメニューが「Codex」になっていることを確認します。「新しいチャット」→「プロジェクトを選択」をクリックした後、「新しいプロジェクト」を選択します。

Codex で新しいプロジェクトを作成

ステップ5:AI スタッフ名称と Google Drive の接続

プロジェクト名を入力します(そのまま AI スタッフの名称になります。例では CFO と記載)。その後「ソースフォルダー」をクリックし、事前準備で作成した Google Drive 内のフォルダを選択します。

プロジェクト名の入力とソースフォルダーの選択

ステップ6:AI スタッフ名称と Google Drive の接続(続き)

マイドライブ内に、事前準備で作成した Google Drive フォルダの表示があれば、それを選択して「開く」をクリックします。

マイドライブから対象フォルダを選択

ステップ7:AI スタッフ名称と Google Drive の接続(続き)

フォルダの指定が完了すると、ChatGPT 内の画面でソースフォルダーに新しいフォルダ名が追加されます。「プロジェクトを作成」をクリック!

これで、このプロジェクトで使用するフォルダの接続が完了しました。今後、このプロジェクト(AI スタッフ)では、このフォルダのみを使用して作業を行います。

ソースフォルダーの追加を確認してプロジェクトを作成

ステップ8:2人目の AI スタッフの完成画面

左メニューのプロジェクトに新しいプロジェクト名(AI スタッフ名)が表示されれば、利用開始です。

左メニューに新しいプロジェクトが表示される

ちょっと待った! おさらいを1点と、新しい AI スタッフへの頭脳作成をやってみましょう。

III.【ボーナス編】おさらい ― Google Drive の共有方法

ステップ9:新しい Google Drive フォルダの共有設定

ご自身のアカウントから作成した Google Drive フォルダをスタッフの方と共有していないと、同じ「指示」や「記憶」を持つ AI スタッフが設定通りに動きません。そのため、Drive 内のフォルダを社内スタッフの方と共有することは重要です。

Google Drive 内に「テスト共有フォルダ」を作成した後、共有 → 共有 をクリックします。

フォルダの共有メニューを開く

ステップ10:新しい Google Drive フォルダの共有設定(続き)

ユーザー欄に、このフォルダを共有したい方のメールアドレスを入力します。権限を「編集者」に設定し、送信ボタンを押します。受け取られた方が承認すれば OK です。

※ 編集者に設定することで、共有先の方からも同じように AI スタッフがファイルにアクセスや更新、新たな報告書・コンテンツの追加ができるようになります。

共有相手のメールアドレスを入力し編集者に設定

ステップ11:共有されたフォルダはどこで確認すればよい?

Google Drive 内で共有されたフォルダは、最初のページには出てこないため、「あのフォルダはどこにいったの!?」と驚かれる場合があります。最初のページ(Google Drive のメインページ)は、ご自身が作成したフォルダや書類が表示される場所です。

その場合は、左メニューで「共有アイテム」をチェック! ここに、あなた以外の方から共有されたフォルダや書類が表示されます。

左メニューの共有アイテムを確認

IV.【ボーナス編】AI スタッフの頭脳「AGENTS.md」を作成してみましょう!

ステップ12:ChatGPT の通常セッションで AGENTS.md ファイルを作成する

「1人目」の AI スタッフにも入っていた AGENTS.md ファイル=AI スタッフに対する指示書です。「1人目」は既に準備された md ファイルを使用しましたが、2人目はゼロから作成しましょう。とても簡単です。より細かい設定も可能です!

a) 以下のリクエストを ChatGPT に伝えます。

Codex のプロジェクト用にダウンロードできる AGENTS.MD ファイルを 30KB 以内で作成して。このプロジェクトの役割は 〇〇〇〇。彼の名前は 〇〇〇 で性格は 〇〇〇。

例:

Codex のプロジェクト用にダウンロードできる AGENTS.MD ファイルを 30KB 以内で作成して。このプロジェクトの役割は 日本の税務、会計基準、キャッシュ・フローマネジメントに精通した CFO。彼の名前は CFO で性格は あまり良くない。

b) 出来上がった AGENTS.md ファイルを Google Drive 内に保存します。

AGENTS.md を Google Drive 内に保存

【注意】指示書としての md ファイル名は、必ず AGENTS.md としてください。他のファイル名では指示に従いません。

ステップ13:新しい「2人目」の AI スタッフと初セッション

保存後、実際に仕上がりを見てみましょう。初セッションでは、自分のミッションと性格を教えて、と質問をしてみました!

性格も悪そうな AI スタッフができました!(苦笑)=しっかり指示書に従っている証拠です。

2人目の AI スタッフとの初セッション

関連ページ

Instruction File(指示書)が正しく取り込まれているかの確認方法と初期設定については、こちらのページをご覧ください。